メカとろぐ

メカトロ学生のレールから外れた人生記録

「レバレッジ・リーディング」を読んで分かった、100倍の価値を生み出す読書法。

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どうも、たっさんです。

 

突然ですが、 「本を買ったら、売るときのことを考えて綺麗に読む」

 

これ結構やってませんか?

僕も、今日紹介する本を読むまでは完全にコレやってました。

 

ただ、今回この「レバレッジ・リーディング」を読んで見て、本を綺麗に読んでいるうちは価値のある読書は出来ないという衝撃の事実を知ってしまったので、今日はその事をお伝えしたいと思います。

 

 

 

レバレッジ・リーディングとは?

 

レバレッジ(leverage)、英語で「てこ」の働きのことを指しています。

 

ネットビジネスに詳しい人がよく「レバレッジが効いてる」とか言ってますが、レバレッジとは少ない労力で、大きな結果を生み出すテコの原理に似たようなものだと思ってください。

 

つまり、レバレッジ・リーディングとは「レバレッジの効いた読書 」のことであり、僕自身、この本を読んで、質の高い読書に対する考え方がガラッと変えることができました。

 

 

綺麗に読むことは読書の質を下げる。

売る前提の読書の弱点

「本は綺麗に読みたい!」

この気持ち、痛いほど分かります。

 

というのも、僕は「メルカリ」ヘビーユーザーで、基本入らなくなった本はメルカリで売るからです。

 

なので、本を読む時は、常に売るときのことを考えて超丁寧に読むし、本の角を折ったり、書き込みなんかするなんてもってのほか! 

 

読み終わった本が高値で売れれば、その資金で、次の本を買うこともできるので、買う側にとっても買われる側にとってもどちらもウィンウィンの関係になれるというわけです。 

 

ただ、本を綺麗に読む行為には決定的な弱点がありました…

 

 

売る前提だと元がとれない

綺麗に読んだ本って、数日たってペラペラめくって見ても「結局何が書いてあったんだっけ?」ってなるんですよね笑

 

大学受験の時に使った参考書を考えてみてください。売ることを前提に丁寧に丁寧に使ったピカピカの参考書なんてありましたか?

参考書の内容を必死に覚えるために、ボロボロになるまで、何度もなんども読み返して、書き込んだりもしたはずです。

 

本もそれと同じ。

ピンときた言葉だったり、覚えておきたい言葉などに線を引いたりして、印をつけておかなければ覚えられないのです。

 

 

 

本はボロボロになるまで使い倒す。 

レバレッジリーディングでは本をボロボロに使い込む事こそが、本に対する愛情の示し方だとしています。

 

著者の本田直之さんは、入浴しながら本を読むそうで、本を濡らしてしまったり、湿気で本が反り返ったりするのはしょっちゅうあるそうですw

 

さすがに、本を濡らすまで行くと、ちょいと本が可哀想な気もするので、お風呂での読書はやめときますが、このぐらいの意気込みがないと、本の内容を自分のモノにすることはできないという事ですね。

レバレッジ・リーディングでは、本は汚してなんぼです。

 

レバレッジ・レーディングの読書法

 ❶  線を引く。 

 ❷  角を折る。

 ❸  余白にメモをとる。

 

 

今まで本は徹底的に綺麗に読んでいた僕ですが、この本を読んでいると、自然と「本を汚す」読み方を実践していました。

 

 

大事だと思うところは線を引く! 

まず、自分が「ここいい事言ってる!」って思った箇所はどんどん線を引っ張りましょう。

 

僕も最初は、わざわざ線を引かなくてもって思ってましたが、実際に本に鉛筆で線を書き込むという事をやってみると、以外にもその箇所が目立ちます。

 

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線を引いたらドックイヤー

ただ、大事なところに線を引くだけではダメです。線引き作業と合わせて必ず本の角を折っときます。

 

これをすることで、「大事なページと文書の場所」を瞬時にピンポイントで探し当てることができるようになります。

 

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どんどん汚して、自分が読んだ足跡を残すことが大事です。重要なことろにペンで線を引き、ページを折る。重要な範囲が何行にもわたったら線で囲む。そうしないと、読み終わってしばらくすると、大事だと思ったところが再び活字の中に埋もれてしまうからです。

引用:レバレッジ・リーディング

 

「活字の中に埋もれてしまう」

これはほんと共感です。

 

本に書き込むのは気が引けるから、本の角を折っても、そのページのどこが大事だと思って自分は角を折ったのかを忘れてしまうんですよねw

付箋とかを貼り付けるのではなく、本に書き込みをして印をつけるのはそのためです。

 

 

レバレッジ・リーディングにおける「多読」のコツ。

レバレッジ・リーディングにおける「多読」のコツは自分の感じた中でも下の3つのポイントが強く印象に残っています。

 

「多読」の3つポイント

   ❶  本を読む目的を明確化する。

   ❷  80対20の法則を意識する。

   ❸  制限時間を設け、緩急をつけて読む。

 

 

その中でも強く共感したのは ❶番の「本を読む目的の明確化」です。

 

大学の小難しい教科書を読んでる時も、「◯◯につてい知りたい!」という目的を明確にして読んでると、必要な情報だけ探し当てることができることが多いのはこの現象なんだと思います。 

 

本を読み始める前にこの本から何を得たいかをイメージしておけば、たとえ飛ばし読みをしていても、大事なところに差しかかったとき、何か引っかかる感じがします。

引用:レバレッジ・リーディング

 

この現象のことを「カラーバス効果」と言うらしく、「何かに引っかかる感じ」。これが「多読」において重要な読み方なのです。

 

そして、このような読み方をすることによって、読み方に緩急が生まれ、必要のない部分は読まずに、本当に大事な部分だけを読むことができます。結果的に80対20の法則も実現できるというわけです。

 

 

読んだ後は必ず「レバレッジメモ」を作る

そして、読み終わったら必ずメモを作ります。

なぜなら何もしなければ、絶対忘れるからですw

 

読み終わってしばらくは、書いてあったことも、読んだときのワクワク感も覚えているでしょう。しかし、数日経ってからでは、どうでしょうか。一カ月後に本棚の背表紙を眺めたとき、はたして具体的な内容をどれだけ思い出せるでしょう。おそらく「良い本だったなあ」という漠然とした印象しかないのではないでしょうか。

引用:レバレッジ・リーディング

 

なぜこんなに簡単に本の内容を忘れてしまうのでしょうか?

その原因は2つあって、

 


 ❶  ポイントをメモしなかったから。

 ❷  実行しなかったから。

 

 

の2つで、とりわけ❷番の「実行する」ことが大切なのですが、学んだ知識を実行に写すためには、その知識が完全に自分のモノになって初めて実践に移ることができます。

なので、一旦知識を忘れないように記憶に残しておくためにもメモを取ることが大切なのです。 

 

メモは、パソコンで線を引いた部分を箇条書きで入力していき、それをA4サイズの紙にして出力するだけ。そして、いつも自分の手元にそのメモが見れるようにして、暇があったらメモ紙を眺める感じです。

 

 

まとめ・これから

知識を得るために本を読んでるのに、全く知識を吸収できていないのでは、せっかく時間とお金をかけてやっている読書の価値が無くなってしまいます。

価値のある読書をするためにも、レバレッジの効いた読書を実践することが非常に大切なのは分かっていただけたでしょうか?

 

ここまで僕は、読書読書いってきましたが、実はバリバリ読書するタイプの人間じゃないんです。1年間に2、3冊読めばいいところです。

ただ、この「レバレッジ・リーディング」を読んでみて、僕の読書熱は今ちょうどフィーバーを迎えています。

昨日は、ネットで注文しておいた本が3冊も届きました↓

 

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ソース」、「さあ、才能に目覚めよう」、「影響力の武器」の3冊を購入したので、レバレッジ・リーディングで学んだテクニックをバリバリ使って、100倍の価値を生み出してやろうと思います!

 

こんな感じで、ますます読書がしたくなると同時に、今までの読書の概念が完全にぶち壊されるので、普段本をあんまり読まない人、これから本を読み込もうと思ってる人は是非読んでみてくださいね!