メカとろぐ

メカトロ学生のレールから外れた人生記録

自分を知るという行為は最強に面倒で辛い「自分研究」

f:id:taasan69:20170214230424p:plain

 

 

 

 

大学生の内に必ずやっておきたいこと

 

僕が大学生の内に必ずやっておきたいと思っていることは「自分を知る」ということ。

大学3年、4年になって就職活動でする自己分析のようなものとは別な、趣味感覚として「自分について考える習慣」を会得したいと思ってます。

 社会人になったら自分に使える自由な時間なんて圧倒的に少なくなって、自分自身の事についてのんびり考えにふけっている暇はなくなります。

毎日仕事のことで頭がいっぱい、とにかく仕事で成果を出すこと!そんな忙しい毎日に追われ、自分自身に投資出来る時間が減っていく。週末になっても仕事で成果を出すために少しでも仕事をする。週末はパーッと遊ぶとしても、遊んでいたんではその仕事で一流になることは出来ない。そうやって社会は一人ひとりに余計なことを考えさせないようなシステムを作り上げている。

 なんなら、そんなつまらないシステムに放出される前に、徹底的に自分を考えるという作業をやっておいた方が得策かと思います。

 

単に「自分を知る」と言うと、好きなことは何で、どんな事が得意かとかいういう指標に走りがちだけど、僕が大学生活の中でやろうとしてる「自分を知る」という作業はそんな甘ったれたもんじゃない、就活の時にちょろっとやる簡単な自己分析チェックでもない。最強に面倒で辛い徹底的な自分研究をしようと思ってる。

 

なぜ自分を知ることが大切か

 

そもそもなぜ自分を知ることが大切なんでしょう?

それは、自分自身への理解を深めることが人生の幸福に直結する要素の一つになるから。そもそも自分自身をよくわかっていない人は、他人への理解を深めることが出来ない。 自分のことを分かっている人はいつもニコニコしているから、周りから信頼されるし、みんなが集まってくる。

 

自分のことを知ることがいかに大切なことなのか、また、いかに難しいかを過去の偉人も皆口をそろえて言っています。

 

敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず

by 孫子

敵(相手)を知り、自分をを知っていれば、100回戦っても絶対に負けることはないということ。相手のことを知らなくても、自分のことさえよ~くわかっていれば、100回戦っても50回は勝てる。逆に自分のことも、相手のことも分からなければ、必ず負けてしまう。

 

汝自らを知れ。

by ソクラテス

自分自身を知ること、自分の無知さや、弱さ知る事がすべての出発点であること。

 

人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり

by 老子

他人の人を分かるのは智者に過ぎないが、自分を知る者は明者である。つまり、相手のことを知っている人より、自分のことを知っている方がよっぽど賢明であるということ。

 

世界中のことを知るよりも、自分自身のことを知ることの方がはるかに難しい。

by ゲーテ

 「人生は自分探しの旅だ」と言っているように、自分自身を知るということは、人生全部を費やしても解決出来ないテーマなのかも知れない。それほど難しいなら、就活やなんやらでちょろっと分析した自分なんて本当の自分の10%にも満たない。

 

自分を知ることで得られるもの

 

では実際に自分を知っていくうちに何が出来るようになるのだろうか?

それは、人生の方向性と、心の安定だと思う。

自分が何をしたいのか、何に向いているのが段々と見えてくると同時に、心に余裕が出来てくる。だから人前に出てもおじけづくことはないし、堂々と自分を表に出すことが出来る。なにより、本当の自分を知っているということは、社会に出てから一番の武器になる。

まだ自分を知れていない僕が大したことは言えないが、恐らく、自分はこの先どう勧めばいいのか、どう人と接すればいいのかが薄々見えてきて、人生をより楽しく生きていけるんじゃないかなって思う。

 

自分を知るための3つの方法

 

僕が自分を十分に理解する方法として考えてることは3つ。

1つ目は、過去の挫折、失敗、辛かったこと、大変だった頃の自分について徹底的に分析すること。2つ目は、自分の信頼する人、親友、兄弟、家族に自分がどんな人間か聞いてみること。3つ目は、自分とは住む世界が違うような人といっぱいあって話すこと。

 

3つの中でもとりわけ重要だと思うのがこの過去の自分の研究にあると思う。大抵の場合は「過去は過去」と目をそむけ、今を集中することこそが大切だと思うかもしれない。しかし、過去の自分こそ最高の研究材料であり、今の自分を更に強くする力を秘めている。

過去の失敗や、挫折をした時の自分を振り返ってみて、どのような条件下がそろったときに自分は失敗をするのか、なぜ上手くいかなかったのか、どうするば上手く行っていたのかなど徹底的に原因を究明する。この作業はとてつもなく面倒でエネルギーを使う作業だが、その反面莫大なエネルギーをもっている。

自分の弱い所、欠点をちゃんと知っている人は強い。

逆に、過去の弱い自分を徹底的に研究せずに、未来の自分、これからの自分を強くしようとしている人は弱い。

多くの人は過去の自分ををちょろっとしか見ないが、それでは甘い。「徹底的」に研究しなければいつまでたっても本当の自分を知ることはできない。そして忙しい社会システムの中で、真の自分に出会えないまま人生を終えてしまう。

 

まとめ

 

自分を知るということは、過去の状況を思い出し、辛くて面倒な作業かも知れないが、ぜひ1日数分でも、自分を研究する時間を設けてみてほしい。僕も面倒であまり本格的にとっかかれてないけど、やる価値は死ぬほどあるので必ずやるよ。

まずは、子供の頃のコンプレックスから始めて、少年野球、受験失敗、失恋といろいろと過去の嫌な思い出を振り返っていこうかな笑

 

今日はなんかキモくなったけど、また明日!